平成27年 - 一社江戸消防記念会

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平成２７年の行事

平成２７年

　明治神宮定例参拝　11月３日

　快晴となった文化の日、明治神宮は大勢の参詣客で賑わっていた。
１時間以上も前から集まってきた伴纒姿の集団は、午後１時になると年番の第七區小頭が持つ会旗を先頭に、木遣の第一声と共に二つの集団に分かれて発進した。
　参道には大勢の人々がカメラを向けていた。外拝殿前に到着し、各區総代がお祓いを受けた後、内拝殿に入った。望月会長が玉串を奉奠し、全員で礼拝して正式参拝は終了した。

　成田山新勝寺　定例参拝　10月６日

　10月６日快晴の新勝寺は大勢の参詣客で賑わっていた。
　年番第六區の小頭が持つ会旗を先頭に、約300名の集団が総門から木遣行進を開始した。
　最初の石段を登り、仁王門を通過し、急な石段を登り切った。
　ひときわ大きな木遣の声に、参詣客が注目する中、本堂前に到着した。
　全員で記念写真を撮った後、各區総代が本堂内に上がり、安全祈願の護摩を焚いて貰った。

　川崎大師定例参拝　平成27年６月23日
　青空が見える梅雨の晴れ間、年番第二區の小頭が持つ会旗を先頭に、「江戸消防紀念碑」前まで木遣行進を行った。明治20年(1887)８月に建てられた碑の前で、木遣を奉唱し、望月会長の発声で締めた。
　その後、二班に分かれて記念撮影を行った。信徒会館での休憩の後、本堂にて「南無大師遍照金剛」を唱え、護摩を炊いてもらい安全祈願を行った。そして信徒会館にて会合を行い、会食をしてお開きとなった。

三囲神社　木遣奉納　平成27年６月６日　昨日までの雨が上がり、例年より多い見学者と木遣塚前に整列した各區頭取が見守る中、木遣奉納が行われた。　地元第六區頭取中の木遣により先導された宮司が入場し、一通りの儀式が済むと、小宮名誉会長・望月会長・各區総代から玉串奉奠が行われた。　宮司が退場されると、年番である第一區頭取中により木遣が奉納された。そして望月会長の音頭で手締めが行われて終了した。なお明治８年（1875）建立の木遣音頭碑は今年で140年となりました。　その後、平成26年度の総会が隣の小梅小学校・体育館にて行われた。

　消防殉職者慰霊祭　平成27年５月25日
　好天の中、浅草寺境内にて消防殉職者慰霊祭が行われた。東京消防庁・音楽隊のおだやかな曲が流れ、待機している見学者を和やかな気持ちにさせてくれた。
　浅草寺導師・式衆が第一區頭取中の木遣に先導されて入場すると、名誉会長・名誉顧問・消防総監により順次献詞が奉読された。全員黙祷の後、遺族代表の第五區組頭による焼香が行われ、来賓各位の代表が焼香された。導師・式衆が退場されると、望月会長より謝辞が述べられ第一部の式典は終了した。
　続いて第二部の演技披露が行なわれた。各區木遣師たちにより木遣が歌われ、纒振り行進が左右から本堂まで行き、所定の位置に戻ると、梯子乗りの演技がはじまった。例年になく多くの海外からの観光客も、珍しい纒振りや梯子乗りの妙技にカメラを向け、拍手と歓声があがった。
　最後に望月会長の発声で手〆が行われ無事閉幕した。

　靖国神社　定例参拝　平成27年４月23日
　新緑がまぶしい参道に、大勢の赤伴纒の頭取衆が集まった。
　年番の第十一區小頭が持つ会旗を先頭に、同區副組頭の木遣の発声で発進した。
　日の丸が掲げられた神門を通過すると、多くのカメラマンが撮影される中、拝殿前に到着した。
　その後お祓いを受けた望月会長が代表で玉串を奉奠し、手締めが行われて解散となった。

祐天寺　木遣法要　平成27年４月６日　桜が舞い落ちつつもピンクの枝垂桜が咲き誇っている中、地元第八區頭取中の木遣に先導されて、貫首と職衆が木遣塚前に揃うと読経が始まった。各區総代の焼香と読経が済むと、貫首から御札をいただき、ご挨拶があり儀式は終了した。再び第八區頭取中に先導されて退場された。その後、年番の第一區頭取中による木遣が奉唱され、望月会長の手締めでお開きとなった。

　各区組頭新年会（大盃の儀）平成27年１月14日
　1月14日、目黒・雅叙園にて綿貫民輔名誉顧問、内田茂顧問、東京消防庁大江秀敏消防総監・高橋淳次長ほか二名の幹部を来賓に迎えて、各區組頭新年会が行われた。
　年番の第七區組頭の発声で江戸消防の作法に則った厳かな儀式が進んだ。大盃が小宮名誉会長・望月会長から回されて半ば預かりの後、御祝儀木遣と名誉会長・会長の挨拶と来賓の御祝辞があり、その後、大盃が逆に回されて名誉会長・会長に納めて、今年一年の結束を固めた。その後祝宴となり和やかな内にお開きとなった。

金刀比羅宮定例参拝　平成27年１月10日　10日「初こんぴら」の日、９時過ぎから会員が集まってきた。　10時前に各區総代が拝殿内に入り、大きな太鼓の音を合図に儀式が始まった。　お祓いを受けると祝詞が始まり、その後、望月会長が玉串を奉奠し、会長に合わせて総代が一緒に拝礼した。その後、拝殿の外に並び、年番の第八區副組頭の木遣の発声で、参列の会員と共に手締めを行い、定例参拝は滞りなくお開きとなった。

平成27年東京消防出初式　平成27年１月６日　晴天に恵まれさほど寒さを感じない有明・東京ビッグサイトにて新春恒例の始め式・出初式が行われた。　東京消防出初式の前に、江戸消防記念会の「始め式」が行われ、小宮名誉会長・望月会長による年頭の挨拶の後、東京消防庁の大江消防総監からご挨拶をいただいた。　その後、一旦東館ホールで待機し、再度入場した。梯子乗りの開始を知らせる「半鐘」が第一區六番組筒先によって叩かれると、各區木遣師たちが木遣を歌う中、梯子乗りが始まり「がんばろう日本」とした懸垂幕を第一選手が一斉に下ろしてから演技がはじまった。時おり強い風が吹く中、選手達はものともせず、得意な技を披露した。　再度東館ホールに戻り望月会長の挨拶に続き、手締めが行われ終了した。