三囲神社(墨田区向島二丁目)6月6日 木遣法要

  三囲神社には宝井其角(きかく)の「雨乞いの句碑」があります。
 「此御神に雨乞する人にかわりて遊ふ田地(夕立)や田を見めぐりの神ならば 晋其角」
 と刻まれています。
  この句碑にあるように、三囲神社は昔から雨の神としての信仰が深く、日照りと干ばつ
 に悩む人々が雨乞いの歌(句)を詠んだところ、翌日から夕立が降り注ぎ、その霊験のあ
 らたかさにより信仰を深めたと言われています。
  また江戸の火消達にとっても、雨は天の恵みであり味方です。ここに明治八年に「木遣
 音頭碑」「各区木遣連名碑」が建立されたこともあり、毎年先人の遺徳を偲んで木遣法要
 が行われています。
  以上のような背景もあり、例年の行事では雨の日が多いのですが、今年は良い天気とな
 り、新聞に取り上げられたこともあって、見学者が多い中、木遣法要が行われました。
  宮司のお祓いと祭文読上げの後、各区総代が玉串を奉奠し、その後に年番である第四区
 の木遣師達が、この土地に因んだ木遣を奉唱しました。

  

  

TOP